大航海時代(3日目②ー1) [子どもたち・家族関連]
今回のメインは「ホテル請」
「自遊人」という雑誌が好きで購読していたのだが、その後プロフェッショナル仕事の流儀に取り上げられたりされ、これを主催されているのが岩佐十良さんと言うことを知った。残念ながら、コロナ禍で休載している。
この雑誌を通して、「面白いことをやられているなぁ」と思いながら、ちょうどその頃「地域コーディネーター」という職名で仕事をしていたので、自遊人に取り上げられた「宿場町 HOTEL 講 大津百町」に出会い、これは街を元気にする面白いコンセプトの宿だなぁと注目し、出来れば一度行ってみたいと、長らくスマホのブックマークに登録していた。
大津ということで、ちょっと遠いのと、やはり素敵でちょっとお高めで、なかなかチャンスがなかったが、今回、全国旅行支援などの援護射撃もあり、泊まれそうな感じになってきた。
楽天トラベルで調べてみれば、全くもって無理な感じでもない。そんなことで、今回の旅のメインにするべく、早速予約を行った。
このホテル、
「街に泊まって、食べて、飲んで、買って」をコンセプトに、つまりホテルですべて完結するのではなく、街に出て食べて、例えばお風呂なども銭湯に行ってという、なんとも不便なお宿であるのだ。
適切な例えではないかもしれないが、安藤忠雄氏が設計した「住吉の長屋」のように、一旦外に出なければ、他のお部屋で用が足せないみたいな感じなんだろうか。
この不便さが、いろいろなつながりを生むのだろうとさえ思い、このような仕掛けは大変興味深い。
この延長で、仕事柄高齢者の介護予防の仕組みなどを作り、町全体を通所施設にできないかなぁと夢想したこともあったのだが、市長にでもならんとできないよと言われ現在・・・・。
ま、それはさておき、実際行ってみて、泊り、期待通りのお宿であった。
では。
16時から商店街のガイドツアーをお願いしていたので、15時にチェックインし、ゆっくりしようかと。
なお、まず駐車場をどうするか、自分たちで考えねばなりません。そんなことで、ちょっと歩きましたが発見、そこにして、スーツケースをガラガラと引っ張りながらお宿へと進みます。
最初にレセプション棟の近江屋さんへ。いろいろと説明を受け、今日泊る「茶屋」へ移動。電子ロックで建物、お部屋に入る仕組み。札幌の定山渓での民泊方式のそれと一緒。なれないとなかなか解錠にならないが、慣れてしまえばOK。
こんな佇まい。
なお大津は東海道五十三次、五十三番目の宿場町。この講の前も東海道
それだけでもすげーなーと。
興奮気味にうろうろと。
明かりなども素敵です
いざ入室
高級感ありあり・・・。パジャマもいいです。ズボン式だしね。
まずは水回り
今回は銭湯に行こうかなと思っていたので、浴槽なしのお部屋に。しかし、つかれ、つかれて、銭湯に行けず、シャワーにしましたが、それでも大満足ではありました。
お宿というより、ここが観光そのもので、いろいろと気になるところを見ていきます。
まずは外
宿の2階からみる東海道。そしてここをお祭りの山車が通るそうで、そういうための構造であることを聞き、納得。
ひとつ、ひとつがおしゃれ。
泊っている、貧乏おっさんは、いつもの癖で冷蔵庫を拝見
すげー無料とのこと。下の入り口にある、ウエルカムドリンクも無料で、お酒もありました。ま、私お酒辞めましたので、サイダーを頂戴。
いやぁこれだけで満足。では16時まで休憩~。
大航海時代(3日目①) [子どもたち・家族関連]
今日の予定はラコリーナ近江八幡でバウムクーヘンゲット、そして「ちはやふる」の近江神宮へ行くこと。また本日のお宿にて商店街ツアーというのが16時から予定されているので、15時にはお宿へという流れになる。このお宿関連については(3日目②)としてお届けしたい。
さて、ラコリーナ近江八幡は2度目。前回は妻とともにきて、自転車を持ち込んで、あわせて近江八幡ライドを楽しんだ。その時のことを思い出すと、ラコリーナ近江八幡は激混みであったので、娘には早めに行くことを進言した。
ということで、9時くらいに到着することを目標に行動開始。
ところで、こちら簡単に言ってしまえば「大きなお菓子屋さん」なんだが、敷地が広いという大きなという表現もあるし、コンセプトが「巨大」というのもある。テーマパークみたいな感じと言えば良いのか。
自然との共存ということが伝わり、大きな公園、ビオトープと言っても良いかもしれない。そんなことで子供たちも多く来場し、長い時間楽しんでいるようであった。そして何よりもおしゃれであるから若者も多く、きっとデートコースにもなっているに違いない。その中でお年寄りも多く、もともと和菓子屋さんということで、こちらの層にも受けはよいのではなかろうか。
ま、私は2度目であり、私自身の目的と言えばお土産の購入、ここで一押しのバウムクーヘンを買うことであるが、初見の娘は驚き、喜んでいた。
じゃーん
前回来た時は、緑美しい季節であったので、またちがった風景。これもまたよろし。
まずは前回の経験から、真っ先にバウムクーヘンをゲットし、これを車へと運んだ後に、ゆっくり見物とした。この後、どんどんお客さんが来て、バウムクーヘン売り場は長い行列となっていたので正解。
ゆったりと散策をするにはお天気も最高。
しかしである、花粉症の娘さんとしては、外に居ればいるほどつらいことになるので、やはり花粉の少ないときに来るべきところだなぁと実感・・・。
前に来たときから、若干建物が増えたり、配置が換わったりし、工場部分も見学ができるようになっていたの、そこも見せていただく。
そんなことで回っている中、小腹も空いてきたので、おやつをぱくり。
さすが和菓子屋。これとあわせ、焼き立てのバウムクーヘンも購入していたので、血糖値爆上がり。
ここでお昼ご飯を食べていこうと思い、前回同様にオムライスを頂くことにした。11時からということで、事前にレストランのところへ赴き、名前を書いて予約をしていたので、スムーズに食べることができた。
2回目は強し。なんだかディズニーランドのように攻略法があるなぁと実感した。
順調に進み、ラコリーナを後にし、近江神宮を目指す。
実は、これがちょっと心配で、本日「びわ湖マラソン」が開催されている。これに伴い一部通行規制がされているのだ・・・。
幸い、お昼頃からは落ち着き、通れそうだけど。
ナビに従い、目的地へと向かう。やはり都会で交通量が多く、心配。なんだか見たことあるなぁという風景で、気がつけば、比叡山の方であった。
寺社仏閣は多いのだが、前回は近江神宮には行こうと思わなかったので、娘と行くことで新たなところへ行けたというのがありがたい。
小倉百人一首の第1首目に選ばれた天智天皇を主祭神とすることから「かるたの聖地」と呼ばれるそうでアニメ、映画で有名な「ちはやふる」の聖地ともなっている。
娘が小学生低学年のころ百人一首に取り組み、大会にでたことも思い出しながら、お邪魔することになった。
もう少し経つと、桜とかきれいなんだろうなぁ・・・・
やはり
歌で有名なところだなぁ・・・。
でミッションコンプリート。さてお宿へ向かおうかなぁ・・・。いやちょいと早いぞ!!!