SSブログ

200㌔の重み [自転車]

いやぁ届いた。ずっしりと重い、


ブルベで完走すると、完走認定ということで「認定メダル」というものを購入することができる。


ちょっと初めての参加で、正確にはわからないが、ブルべカードをフランスに送り、メダルが授与されるのだと思った。なんで、ブルべカードの質問の答えはウィーとノンで表記されていた。


初200キロ越え、なんとか完走したが、終了後の疲れと達成感は半端ない感じであった。


いまでは、その疲れのことはすっかり忘れ、もう一度と思ってしまう、中毒性を感じている。


そんななか、この認定メダルが到着した。思いのほか「重く」、達成感と同じくらいの重量のように感じる。


IMG_1965.JPG


さらに、300㌔、400㌔と上のカテゴリーがあり、夜中スタートとか、2日間とかいうのもあるらしいが、さて。


まずは機材の準備をしながら、もちろんトレーニングをしてということになるが、また参加してみたいと思っている。

nice!(0)  コメント(0) 

陶芸美術館に [おでかけ]

なんか、記事の出し方の順番がおかしくなっているが、時系列的にはこれが最初だな。


ということで

娘のアパートに行く途中、お昼ご飯もかねて、笠間市へ。


そう、笠間と益子に行く回数が多く、娘と、われらは陶器のバイヤーなのか?と。朝に出ると、お昼ぐらいがここら辺と言うのもあるが・・・。


今回は距離的なことも考え、益子まで行かず、笠間に寄ってから、アパートへのコースを選択。


お昼ご飯については、笠間のお蕎麦屋さんにて。一応目的地を「有名店」としたが、到着してみると、案の定お客さんが列を作っていた。


並んでまでもとの思いもあり、あきらめ、少し進むと、これまたお蕎麦屋さん。


これはと思い、入店。


なんか、本命でなかった、たまたま、なんて言うには申し訳ないほどおいしくて、あえて今回は写真は控えようと。 ちなみに有名店からすぐです。


出先では、洋食系のお昼が多かった我が家、次には蕎麦かラーメンなのだけど、今回はお蕎麦とした。正解。


お昼をすませ、いざ陶芸美術館に。

茨城県陶芸美術館 Ibaraki Ceramic Art Museum (ibk.ed.jp)


笠間には、日動火災さんの美術館もあるのだけど、妻と娘に聞いたところ、陶芸を選択。日動火災さんのところは次回。


これまで笠間では「お店周り」であったのだけど、そのお店から、なんか良さそうな小高い丘に公園?美術館?大学みたいなものも見えていて、そのうち行こうかなと思っていたから、ちょうどよかった。


ここのエリア、ほんと気持ちが良い。


ここには、茨城県陶芸美術館、ここには笠間芸術の森公園、笠間工芸の丘KASAMAクラフトヒルズ、茨城県立笠間陶芸大学校などがある。最後の陶芸の大学というのはさすがである。


我が家も最初に笠間を訪れ(たまたま)、その後益子へと向かうことになるが、どうも陶芸も、笠間が最初らしく、そんなことで、ここに大学というのもうなずける。

そしてここに作家さんがあつまり、その後創作活動をしていくわけだ。お天気が良いのもあったが、ほんとに気持ちが良いエリアであった。



そういうことで

「茨城県陶芸美術館」

陶器の展示だけではなくて、今回はガラス、そしてムーミンの企画展も。これを楽しみに来た。

IMG_1902.JPG

このような題名がついていた

こ企画展「フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン/ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル」


ムーミンに反応し選んだのだが、このコンヴィヴィアルという考えに感銘を受けた。



「コンヴィヴィアル」って、いろいろと調べてみる・・・。


ホームページより。


ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展~食べること、共に生きること~


「宴会」や「ごちそう」「共生」を意味するコンヴィヴィアル。食べること、共に生きることは、つながっているのだ。

ほかにもコンヴィヴィアルには、雰囲気が陽気だったり、友好的なこと、心地よかったりすること、という意味もある。

「ムーミン」世界には季節を通して、いろんな食べものが登場し、それを取り巻く環境やフィーリングは、まさに、「コンヴィヴィアル」であふれている。

多様な価値観が隣あってせめぎあう現代の社会にあって、各々の「個」をしっかりと保っているのになんとなく共生しているムーミン谷の仲間達の生き方と「コンヴィヴィアル」という概念に、これからの時代を生きていくための示唆を見いだせるかもしれない。

四季折々の自然の恵みの食べ物を中心としたムーミン谷の豊かな食文化と和気あいあいとくつろぐムーミン谷の仲間たちの姿を通して、心がぽっと温かくなる「コンヴィヴィアル」な気持ちを感じられるムーミンバレーパークのオリジナル展覧会 


という紹介がなされていた。


さらに日本総研から

思想家イヴァン・イリイチが言ったコンヴィヴィアリティという言葉。

「自立共生」と訳されるコンヴィヴィアリティ(conviviality)は、con(共に)+vivial(生きる)を語源とする。自立した存在が共に生きる中で生まれる生き生きとした情動や喜びを意味する言葉


というように書かれている。


整理すると

<辞書的意味>宴会、陽気さ、上機嫌、共生
<学術的意味>自発的な個人が、人間的な創造性により、相互依存の中で構築される個的な自由。「自立共生」、「自律共働」。


これまで、私としては、自立が進むと、ばらばらになって、共生からは離れていく感覚にあったが、そうではないんだなぁということ、それらをまとめていくことに食べることがあり、それが陽気さに繋がっていく。陽気さが接着剤というのはうなずける。


昔、ブッシュマンの本を読んだことがあるが、そこでは「踊り」であった。ブッシュマンたちは、自分のものが大切であるということは他人のものも大切であり、だからこそ「盗み」などはないということが書かれていたことを思い出す。盗むということは、きっと自分の物も大切に思っていないのだろうと思う。


「コンヴィヴィアル」という概念、興味深い。いっそうムーミンが好きになった。


企画展のガラス、そして笠間の陶器、なかなか見ごたえのある、美術館であった。

IMG_1904.JPG

IMG_1908.JPG


サッカーの中田英寿さんもかかわったこんなものも

IMG_1910.JPG


いやぁよかった

nice!(0)  コメント(0)