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たんぽぽ(再編集) [楽しみ(雑感)・執筆・連絡]

世の中、コロナウイルスの対応に翻弄されている。いつになったら、この闇の中から脱出できるのかと。

先日GW、そんな「おもーい気持ち」を吹き飛ばそうと、朝、一人、家を出て自転車を漕いだ。幸いお天気も良く、遠くには鳥海山、そして田んぼわきには、あざやかな黄色のたんぽぽが風咲いていた。

ふと、昔書いた文章を思い出しながら、再編集してみる。たしか何かの地域の運動教室向けの新聞だったかなぁ・・・。こちらも現在休止中。

たんぽぽ
 春の花と言えば桜となるのだろうが、今回はたんぽぽ。
ロゼッタ植物とも言いその生態は実におもしろい。
まず冬から春の姿をご存じだろうか?
地表面に接し、べたっと葉を広げ、じっと寒さに耐え、そして他の植物がまだ成長していない早春、一番に葉を出し、花を咲かせる。
これは光を巡って他の雑草と喧嘩をしたんでは負けるからとのこと。そして種をいち早く風に乗せ飛ばすことで勢力拡大していく。
今度は、周りの植物が成長してきたら、無駄な戦いをせずに、根を地中に残して、光をとらえるチャンスをじっと待つ。
平和的であり何とも我慢強い花なんだろうか・・・・。

今は自粛、自粛と我慢が強いられている。

まずは花を咲かせる準備をし、この一日、一日を我慢し待たなければならない。

地中より上の葉っぱや花が目立たなくても、根は地中でしっかりと張り栄養を蓄えている。

どんなにつらかろうが、死に絶えることはないのである。

たんぽぽの根は珈琲にもなるそうで、今しばらく、お茶をしながら、待たなければならないのだろう・・・・。


ところでたんぽぽには在来種と西洋種があり、特に在来種は水分や栄養の多い土を必要とし花が咲くまでに2~3年はかかる。つまり豊かな自然が必要なのである。うららも豊かな地域に育まれ花を咲かせているに違いない。ピンクの花も素敵だが、黄色の花も良いものだ。

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