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かすいち なめてた。その1 [自転車]

むすめさんを送り届け、任務完了。娘との別れを忘れるため、別なミッションへと埋没していく・・・・。

それは、「かすいち」である。

【サイクルボールSeasonⅢ/ 2022 】かすいち メイン 120km

「かすいち」とは
茨城県南東部に位置する日本第2の大湖「霞ヶ浦」を自転車で1周するコースのことで約120キロある。そのほかにも「さどいち」「びわいち」とかがあり、自転車での地域復興、観光ベントとなっている。

「かすいち」については、むすめが関東に行ってから、いつかは挑戦したいなぁと温めていたイベントでもある。今回ようやく実現。

まぁしかし、コロナから復活して間もなく、いまだに痰が絡み、咳が出たりするなか、「だいじょうかぁ??」というのもある。

それに伴い、約一か月自転車漕いでいなかぁたし、隔離生活での廃用性症候群はかなりのもので、筋力低下は驚くほどとなっていた。

とはいうものの、
120キロだし、ちょっと大変なくらい?そして「かすいち」って、ほぼ平坦だし・・・。

あ、甘かった。ほんと甘かった、あまちゃんだった・・・・。

自分のダメージを図り切れていなかった。

これに気が付いたのは、走り出して60キロが過ぎたあたりだろうか。ほんと、それからは地獄。

なお、今回、サイコンの調子が悪く、一つ目のチェックポイント以降、正常に作動せず、画面は落ち着かず、マップと交互に表示され、速度は出ない、距離はでない、もうさんざんであった。


一応、今回の「かすいち」は【サイクルボールSeasonⅢ/ 2022 】のかすいち メイン 120kmというもので挑戦することにした。

サイクルボール(https://tour-de-nippon.jp/cycle-ball/
サイクルボールとは日本中に散らばったサイクルボールを集めるサイクリング・クエストです。日本中の名だたる1周を完走すると、走破の証に「サイクルボール(輪球)」がもらえます。そのサイクルボールを集めると、ボールの数や組み合わせによって、自転車の女神がサイクリストの願いを叶えてくれます。

とのことで「ツール・ド」というアプリを使用して各チェックポイントを通過し、最後に女神より宝箱の番号を教えた頂き、ボール=カードをもらうという流れ。

コースは
歩崎公園→霞ヶ浦総合公園→和田公園→天王崎観光交流センター コテラス→しをみ食堂→道の駅 たまつくり→歩崎公園

こんな感じ
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結果、チェックポイントの一つである「しをみ食堂」をチェックすることができなかった。まぁ普通の大きな拠点ならわかるが、普通の店だとわかんないよねぇ~。その他は大きな公共施設なんでわかるんだけど。時間が早いの理由かもしれんけど。

さてさて巻き戻して、前日からの話。

都会は人が多いので、国道は渋滞をしている。ほんとわたしゃ都会暮らしはできないと確信。

そういうことで、一通り観光をしたあと、娘を寮に送り届けた後にスタート地点へと向かわなければならない。

まぁ娘との別れが寂しく、あえて高速道路を使わなかったのは、秘密。

ここからは高速道路を走り、早く目的地へ向かわなければならない。なお本日は次の日のスタートも考え、スタート地点である歩崎公園での車中泊を考えている。

一応、お風呂に入り、夕食でもと考え、周辺の日帰り温泉施設を探したところ、ちょっと離れているが、土浦市に「湯楽の里」(https://www.yurakirari.com/yura/tsuchiura/)があったのでこちらにした。

この時点で、もう真っ暗。
ささっと入浴し、おなかも減ったので、何にしようかと思ったが、そういえばラーメン食べてないなとこちら。
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トマト酸辣湯麺。ん?大盛?量の多さに圧倒。メニューをよく見ればIMG_0161.JPG

麺2倍って・・・。老眼で見えなかった。

加えてとろとろの餡がかかっており、激アツ。頑張って食べて明日に備えることに。

ではということで、ここからスタート地点であり、本日の宿泊地である歩崎公園に。

あたりは真っ暗で、ドキドキしながら・・・・。

ついてみると、大きな駐車場で、明かりのついているおトイレ、たぶん24時間開いていそうな感じがある。

そして若者が暗闇の中、キャッチボールをしている。 そんな中、そそくさと車の目張りをして、寝床の準備をし完了。

ちなみに、娘を送り、高速に乗ってすぐに守谷SAに入り、給油、朝飯の調達と、そして明るいうちにと簡単な寝床準備(マットと整理整頓)は済ませておいたので早かったというわけ。

案の定、おトイレも24時間OKで、大変きれいであった。これならば安心。

車中泊、ちょっとだけ心配だったのが「車内の温度」。いつもは秋や春先の車中泊で、どちらかと言えば、寒さ対策なのだけど、今回は暑さ。この日のためにと、事前に網戸を購入していたのだが、スタート地点に向かうときに ふと・・・・。

ドアのかぶせるタイプの網戸であり、これをつけてしまうと、吸盤で窓にくっつけるタイプのそれは、この時点で使えないわけで・・・・。

ということで、撃沈するとともに、暑さは我慢するしかないとの結論。幸い、少し秋風で我慢できないレベルではない。

遠くで若者の声を聴きながら就寝。

やはり暑ぐるしく起きたのだが車中泊用に買ったマットは快適。なかなかよい。

そうして朝。この時点で4時ころ。

いろいろ調べてみると、霞ケ浦は北東からの風が強いらしく(←この時点でも、とはいうもののという感じ)、朝早めにでたほうが良いとのアドバイスが。そしてライド終了後に帰宅するつもりなので、14時くらいには出発したい。

だいたいの予想は時速20キロとして6時間。6時に出発とした。

4時ごろから、もやもやし、5時から準備に取り掛かる。
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曇り空。めちゃめちゃ天気がよいとなれば、暑いしなぁと、一安心。

では準備完了しスタートとなる。
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つづく。
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大川小学校へ [おでかけ]

この日、夏休みで帰省している娘さんであるが、仙台にてTOEICの試験を受けるとのことで、送迎をしなければならない。そしてコロナ陽性にて、帰省後どこにも連れて行くことも出来ず、この機会を使い、夏休みの旅行とした。幸い、その日は妻も休みで三人そろうようであるし。

さてである。午後2時前までには、仙台にある試験会場に行かなければならず、宮城あたりということになる。さてさて。

コロナでなければショッピングということもあるのだが、まだまだそういうわけにもいかず、あまりひとのいない、できれば屋外など。なんと珍しくお天気も良さそうで、この条件は満たされそう。

となると・・・。

娘も、妻も、そういえば東日本大震災の地へその後訪れたことはない。

積極的に、行こう、行こうとならないかもしれないが、あの日、あの揺れと大変さを経験した、同じ東北人としては知っておくべき場所ではないかと思っている。

私はというと、何度か書いたが、震災後5月に石巻の旧北上川河口付近に入り、泥だしなどをお手伝いさせていただいた。その後はツールド東北を通して、一年に一回は、現地にて復興の様子を追いかけてきた。

ここ何年かはコロナウイルス発生により大会自体が中止されたりということで参加出来ずにいた。

実は今年も開催予定ではあったのだが、申し込んだものの、中止ということも残念であり、今回はエントリーせずにいた。どうもコロナ発生のピークは過ぎ、今年はこのまま行けば開催は出来そうである。

エントリーの皆様は頑張ってほしい。仲間である、H氏ご夫婦は選手として、何度か一緒に漕いでもいるM氏は走行管理スタッフとして参加されるとのことである。あーうらやましい。

ところで話は戻り、そういうことで、自分にとっても大切な場所であるし、家族からも知ってほしいと思っている。

そんな思いから、今回、ちょっと強行スケジュールとなりそうだが、石巻経由で、午後試験会場というコースをとった。

ちょっと早起きをしてのスタート、いつもだと、高速道路で月山超えで行くのだが、ちょっと珍しく、大崎市経由で行くことにした。

途中「あら伊達な道の駅」という人気の道の駅もあり、こちらでお土産を買いながらのコース。

そういえば、子供たちが小さなころ、近くの岩出山でキャンプをして、感覚ミュージアム(https://www.kankaku.org/)にて工作体験をしたことを思い出す。うちでキャンプをしたのはこれと、もう一回位じゃなかろうか・・・。  なつかしい。

順調に進み、石巻へ。お天気は上々。

ところで、石巻のどこへ行くか?であるが、最近整備された「大川小学校」を目指した。

ウィキペディアより
石巻市立大川小学校は、宮城県石巻市釜谷山根(旧桃生郡河北町)にかつて存在した公立小学校である。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、近くを流れる北上川を遡上してきた津波に児童の多くが巻き込まれて死亡し、この際の学校の対応に過失があったとして裁判となった。津波によって破壊された校舎の一部は、石巻市によって震災遺構として整備され、一般公開されている。

説明のように現在、「石巻市震災遺構大川小学校・大川震災伝承館(宮城県)」(https://www.tohokukanko.jp/manabi/attractions/detail_1009463.html)として公開されている。
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立派な伝承館が建てられ多くの方が訪れていた。

こちらはツールド東北のコースの側にあり、毎年、すこし寄り道をしてお邪魔していた場所である。

そのときには、まだまだ整備もされておらず、生々しい姿ではあったが、献花台や柵、駐車場なども整備されていた。

さすがに、二人ともじっくりと眺め、その当時のすごさを体感することになった。

一方で、きれいな青空が広がり、着実に、復興に向け進んでいることも実感することになった。

では、お昼ご飯を食べて、仙台市内にある試験会場に向かいましょう。

当初の予定では女川に行こうかと思っていましたが、ナビの調子がわるく、雄勝からだと結構時間がかかる模様。そういうことで、雄勝で引き返すことに。

雄勝はツールド東北のエイドがあり、思い出深い地でもあります。

お天気も良いし、ちょっと、ドライブ。

数年来ていないと、風景も変わります。何よりも防潮堤が完成し、道路から海が見えなくなってました。仕方ないことですが、やはり残念でもあります。

しかし、残念だけではなく、雄勝に素敵な道の駅ができていました。
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さーて、娘を試験会場に送って、遅い昼食。せっかく仙台に来たので、とんこつを補給。

一風堂に
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あーエネルギー満タン。


お天気も良く、久しぶりに休日を満喫しました。

近いうちに、自転車で走りたい!!!
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送迎員、頑張る その2 [子どもたち・家族関連]

朝はゆっくりの起床でもOKではあったが、習慣とは恐ろしく、いつ戻りの早起き。

まぁ娘さんはゆっくり寝かせてあげようと、静かに行動。

旅籠屋さんは、無料で朝食としてパン、コーヒー、オレンジジュースを提供してくれるサービスがあり、ほんとに助かる。ホテルとなれば、おいしいものの、結構お値段も高いわけで。

さて、7時も過ぎたしと、朝ごはんを取りに伺う。
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あー、物価高騰?経費節減?旅籠屋さんまでかぁ・・・。

今までは数種類あったパンが、2種類となっており、すこしショック。それでもタダなわけだから、ありがたいと言えば、ありがたいが残念ではある。

それはさておき、大変便利良いお宿であるので、娘さんの送迎時には、このコース、このお宿でと。

では
2日目スタート。時間的余裕もあるので、一般道で目的地を目指すことにした。今回のコース設定は娘さん。なかなか良いところを探した物だと感心した。

笠間市が、どうも陶芸の街だそうで、陶芸好きのおとうさんのためにと選んでくれた。

たぶんお昼ころになるので、お昼ご飯も兼ねてこちらをセレクト。
「Lunch & Cafe 陶之助」(https://www.tounosuke.com/
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店構えから、おしゃれで期待が高まる。

中もOKOK。
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なんと器は
笠間で活躍するアーティストたちの器だそう。
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私はチャーシュー丼、娘はカレー。せっかくなんでデザートも。プリンにしてみた。

お味も良いし、チャーシュー丼+けんちん汁っての良いし、これは幅広い世代OKの店だなぁと感心。
器も、私と娘で違い、これを愛でるのもほんとに良いお店であった。

満腹になり、次は器のお店へ。

笠間 回廊ギャラリー門(http://www.gallery-mon.co.jp/
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お店ギャラリーというだけあって、すんごく良い雰囲気。こういうお店がストリートに並んでいる。

近くには陶芸の大学もあって、この地域に多くの作家が集まってくるのだそうだ。陶器の感じも普段使い出来るようなデザインで、なんだ益子焼きみたいな感じ。案の定、地域を超えてコラボで取り組んでいるみたいなことを話されていた。

せっかくの出会いですから、ひとつご褒美にと。

こちらを
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小物入れとか、玄関に飾ったらよいかなぁと。あまり買わない感じのものなんですが、なんとなく。
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橋口暢広さんという作家さんのものです。大満足。

おいしいご飯を食べ、良いものを見て、大変たのしい旅行となりました。

次は別れの時ですが、まぁ次の予定もありますし・・・・。

では娘よがんばりなされ。
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